体脂肪はどういう仕組みで落ちるの?
2024年8月14日
脂肪燃焼というと、体脂肪が直接消費されているイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、複雑なプロセスを経て脂肪燃焼が行われています。
脂肪燃焼のメカニズムを簡単に説明すると、以下の4ステップです。
①体のエネルギーが減少すると、脳が脂肪分解の指令を出す
②脂肪代謝・分解に関係する酵素の「リパーゼ」が活性化する
③リパーゼの働きにより、脂肪細胞が脂肪酸とグリセロールに分解される
④脂肪酸が全身の筋肉に運ばれ、ミトコンドリア内で酸素と結びついてエネルギーに変換される
脂肪燃焼は、エネルギー不足に脳が反応して、溜め込んでいる脂肪がエネルギーに変換された状態です。
つまり、最初に体のエネルギーが不足していなければ脂肪燃焼は起こりません。
脂肪燃焼において、運動などを行って体のエネルギーを減少させることが重要と言えます。
食生活の改善を行う場合、摂取カロリーを極端に減らしたり、脂質を含んだ食品を食べなかったりといった方法を取る方も多いのではないでしょうか。
しかし、極端な食事制限は長く続かないことが多く、栄養不足が起こるなど、体にもよくありません。
脂肪燃焼しやすくする3つのポイント
●3食をきちんと食べて、間食の頻度を抑えるbr>
朝昼晩の食事をしっかりと食べることで、お腹を適度に満たすことができます。
すぐに間食がやめられない方は、ゆで卵やナッツ類など良質なタンパク質・脂質が多い食品で小腹を満たしましょう。
●食事量は腹8分目を守る
満腹感は脳の満腹中枢が刺激されることで感じるものであり、食事を取ってから満腹中枢が刺激されるまでには約15~20分かかるとされています。
そのため、食事量は満腹感を感じるまで食べるよりも、腹8分目で抑えるようにしてください。
自分の腹8分目が分からない場合は「ご飯の量を減らす」「おかずを一口分減らす」などから始めてみましょう。
●食事はよく噛んでゆっくり食べる
食事をよく噛んで食べると、満腹中枢が刺激されます。よく噛むことで料理を長く味わえるため、食べた実感が湧きやすくなります。
また、20分程度かけてゆっくり食べると、満腹中枢が働き始める時間と一致するため、食べすぎを抑えることも可能です。
脂肪燃焼のメカニズムやポイントを意識して健康的に脂肪燃焼を目指しましょう♪
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